今年7月、かえつ有明中高等学校からスタートした三校合同EGAKU。
異なる個性を有する中高一貫私立高校の有志のみなさんが5回の中で、表現と気づきを深めていくプログラムです。
2回目となる今回は、見晴らしの素晴らしい富士見ヶ丘学園のテラスルームにて実施しました。

テーマは「源-Origin-」。2回目ということもあって、少し抽象的なテーマを用意。
はじめは難しいと感じている様子だったみなさんも、スイッチが入るように集中し、それぞれの「源-Origin」の世界を表現していきました。

ある学生は「そもそもなぜ人間に生まれて来たのか」という疑問から作品を生み出していきました。
またある学生は「感情の変化、例えば大好きだったものが大嫌いになったり、大嫌いだったものが大好きになったりそんなさまざまな感情を持っている人間」という観点で描いていきました。そしてある学生は「源=自分がありたい姿」という観点で願いを込めて描いていきました。

「源-Origin-」というテーマをきっかけに、それぞれが自分らしい思考プロセスで作品を仕上げ、発表することを通して、2回目にしてもう一段パワフルな場になったように感じます。次回がますます楽しみです。

参加者の感想の一部を紹介させていただきます:
「年齢が違っても感じ方は似ていて何年生きても人間の奥にあるものはみんな同じなのかもしれないと感じた。」
「いろんな考え方があることをふまえて、どんな意見も否定せずに自分の取り込める物をどんどん吸収していきたいです。」
「源について考えた時に最初に思い浮かんだのが母親だったのは自分でも意外だった。普段はあまり気にかけてない存在なのに源というテーマだと出てくるんだなあと感じた。」
「絵で自分を表現するように、これからの学校生活の中でも自分の意見等を発信できたらと思います。」
「自分の『源』を絵にしてみることでどうありたいのかを確認できたと思う。自分のポリシーを曲げずに今後も生きて行きたい!」
「自分の見方を少し変えてみようと思った。大学へ行ってもっと色んな人とつながりをもってこういうワークショップに参加してみたいと思った。」

テーマ:「源」
プログラム内容:EGAKUプログラム
参加人数:15名
参加対象:かえつ有明中高等学校聖学院中高等学校富士見ヶ丘中学高等学校の中高生 11名、
教員 4名
場所:富士見ヶ丘学園
ファシリテーター:長谷部貴美
スタッフ:中村綾子
※本プログラムはホワイトシップのソーシャル活動部門、一般社団法人ELABによって実施されました。