田園調布雙葉学園高校3年生向けのEGAKU。

「26歳の自分」をプレゼンするという卒業制作のプロセスの中にEGAKUプログラムを入れることによって、生徒たちがより深く自分と向き合えるのではないかという先生のアイディアから生まれた企画です。
授業時間ということで3時間のプロセスを前半と後半に分け、前半は学校にお邪魔し、後半は9201 Galleryでのワークとなりました。

元気いっぱいの生徒さんでしたが、創作ワークに入ると一転して静かな場になり「26歳の自分の心」という難しいテーマに真剣に取り組んでいました。
絵が仕上がったところで前半は終了。なんとなくモヤモヤした気分のまま3週間後の後半実施まで少しの我慢です。

そして後半戦は9201 Galleryへ。

スタジオに入るとKuniさんの作品に興味津々。友達同士で鑑賞を言い合いながらアートな空間を楽しんでいたのが印象的でした。

自分の作品をもう一度鑑賞してタイトルをつけるところからお互いの作品の鑑賞、そして発表に入っていきます。
抽象的に表現されている同級生の作品を「難しいなぁ」と言いながら真剣に作者の想いを汲み取ろうとじっくり鑑賞する姿、恥ずかしがりながらも素直な自分の想いを語る姿、友達の発表に対してリスペクトを以てフィードバックする姿が見られました。

当日は時間の関係で聞けませんでしたが、まっすぐな感性を持ったみなさんがどんなことを感じてくれたでしょうか。
後日伺えるのが楽しみです。

テーマ:「26歳の自分の心」
プログラム内容:EGAKUプログラム
参加人数:13名
参加対象:高校3年生、教員
場所:田園調布雙葉学園 / ホワイトシップ –Office & 9201 Gallery-
主催:田園調布雙葉高等学校
講師:谷澤邦彦
ファシリテーター:長谷部貴美
スタッフ:桑原淑乃、中村綾子
※本プログラムはホワイトシップのソーシャル活動部門、一般社団法人ELABによって実施されました。